英語ネイティブの子どもたちが学ぶSight Wordとは?
sight word(サイトワード)とは、見ると(sight)すぐその意味を理解できる単語(word)のことを言います。
サイトワードとして挙げられている単語は、文章の中でよく見かける単語ばかりです。
そのため、サイトワードを覚えると読み書きがスムーズにできると言われています。
英語ネイティブの子供たちは、サイトワードを覚えるためのトレーニングを幼稚園からやっています。
サイトワードに特化した様々な読み物も各出版社から出版されています。
我が家では、Scholastic社(スカラスティック社)出版のSight Word Readers(サイトワードリーダーズ)とNonfiction Sight Word Readers(ノンフィクションサイトワードリーダーズ)のA,B,C,Dセットを使っています。
いずれも、ストーリー性というよりは、サイトワードをいくつかの文の中で繰り返し使うことにより覚えてもらうことを重視する読み物です。
Sight Word Readers(サイトワードリーダーズ)
Sight Word Readersは1セット完結で、計25冊の小さい本が含まれています。
1冊の本に2つのサイトワードをテーマにしています。
なので、全部で、25冊×2サイトワードで、計50つのサイトワードを学べます。
表紙には、タイトルと、テーマにしている2つのサイトワードが書かれています。
1冊の本が8ページで、8つの絵に対して、同じ文法で作られた文にサイトワードを繰り返し使っています。
1つの文は約5文字またはそれ以下のような割と短いような構成になっています。
最終ページに、その本がテーマにしている2つのサイトワード表が記載されています。
本を読み終わったあと、サイトワード表を指さしながら声出して読むことがすすめられています。
Sight Word Readers 本文とサイトワード表 Sight Word Readers 本文とサイトワード表
Nonfiction Sight Word Readers(ノンフィクションサイトワードリーダーズ)
Nonfiction Sight Word ReadersはA,B,C,Dの4セットがあり、1セットに25冊の小さい本が含まれています。
1冊の本は、1つのサイトワードをテーマにしています。
なので、4セット×25冊×1サイトワードで、すべてのセットを購入した場合は、計100つのサイトワードが学べます。
表紙には、タイトルと、テーマにしている1つのサイトワードが書かれています。
タイトル自体が文なので、表紙を読むだけで、本でどのような文章が使われているのかは分かるものがほとんどです。
Nonfiction Sight Word Readers 表紙 Nonfiction Sight Word Readers 表紙
1冊の本が8ページとなっていますが、7つの実写真に対して、同じ文法で作られた文に繰り返しサイトワードを使っています。
1つの文は大体10文字前後になっています。
Nonfiction Sight Word Readers 本文 Nonfiction Sight Word Readers 本文
最後のページはビンゴシートなので、ゲーム感覚サイトワードを覚えることができます。
Nonfiction Sight Word Readers ビンゴページ Nonfiction Sight Word Readers ビンゴページ
おすすめはどっち?
Sight Word Readers(サイトワードリーダーズ)とNonfiction Sight Word Readers(ノンフィクションサイトワードリーダーズ)の違いをまとめると、下記の表のとおりです。
Sight Word Readers | Nonfiction Sight Word Readers | |
シリーズ | 1セット(25冊)完結 | A~Dレベル分け、1レベル25冊 |
1冊のページ数 | 8ページ | 7ページ+1ビンゴページ |
1冊のサイトワード数 | 2つ | 1つ |
学べるサイトワード数 | 25冊×2サイトワードで、計50つのサイトワード | 4セット×25冊×1サイトワードで、すべてのセットを購入した場合は、計100つのサイトワード |
表紙タイトル | 単語になっているものが多い | 文になっているものが多い |
中身スタイル | 絵に対して描写 | 実写真に対して描写 |
1文のワード数 | 5ワード前後 | 10ワード前後 |
復習ゲーム | 指さしと音読 | ビンゴ |
Sight Word Readers(サイトワードリーダーズ)とNonfiction Sight Word Readers(ノンフィクションサイトワードリーダーズ)の比較
Sight Word Readersは1セット完結で、50つのサイトワードだけではなく、表紙のタイトルで使われている単語も学ぶことができます。
しかし、文が割と短いものが多いです。
サイトワードだけを重視するなら、Sight Word Readersはお財布に優しくおすすめです。
Nonfiction Sight Word Readersは、文が長めで表紙も文となっています。
我が子は、絵よりは実写真を見たいのと、ビーゴゲームがとても好きだということで、Nonfiction Sight Word Readersの方が愛読しています。
本を買う目的は子供に読んでもらえることなので、購入したいと考えている方は、読んでもらえそうな方を導入すると良いと思います。
ちなみに、我が子はPeppa Pigが大好きなので、Peppa Pig: Peppa’s First 100 Wordsも併用しています!
♥参考♥
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